それからの日々〜強迫性障害と共に〜

一進一退

それからと言うもの、娘の強迫性障害は消えることはなく、良くなったり、悪くなったりとその繰り返しでした。新しい強迫症状はと言うと、

認知行動療法Part2〜子供バージョン〜

絵や字を書き直させない

さあ、次の行動療法開始！

娘は、家にいる時、よく絵を書いていました。しかし、強迫性障害になってからは最後まで完成させる事はできなくなっていた。なぜなら、完璧を求める不完全恐怖にも陥っていたからだ。

この不完全恐怖、どのように現れるかと言うと、

➡︎娘、上機嫌で絵を描き始める

➡︎すぐに、消して書き直す

➡︎また、書き直す

➡︎何度も消すので紙がボロボロになる

➡︎癇癪を起こし、寝っ転がって、泣き喚く

➡︎「できない、できない、できない」とにかく泣き喚く、この時の表情は強迫モードマックスの鬼の形相

と、こんな感じ。で、今までの私の対応はと言うと、とにかく娘を落ち着かせたいので、「すごく上手に描けてるよ〜、ママはこんなに上手に描けないなぁ〜」などと娘の機嫌をとるような声掛けをしていました。または、新しい紙を用意して「もう一度描けばいいんだよぉ〜」とこんな感じ。まぁ、口調は結構キツめだったと思いますが、とにかく娘の機嫌をとるのに必死になっていました。

しかし、これ全て間違いだったんですねぇ。

私が言っていた言葉は強迫性障害の大好物の餌だったんです！

「上手に描けてるよぉ」なんて言ったら

➡︎「描けてない！描けてない！描けてない！」と怒り狂うだけ

もう一枚紙を渡すと

➡︎何度も何度も消しては描いて、紙を何枚も変えなければいけない。結果、描けない。

はい、無限ループが始まってしまいます。強迫性障害のキーワード、【繰り返し何度も】ですね。では、認知行動療法とは、どのようにするのかと言うと、

➡︎娘、「ここが上手くが描けない！」と泣き喚き、何度も消し始める

➡︎私「あ〜、本当だねぇ〜、じゃあ、変になっちゃったところにこんな風に線を描くと、ウサギちゃんになったよぉ」と、娘が描いていた絵に何かを付け足して、娘の興味のあるものに変える

➡︎娘「ママ〜、やめてよぉー！もうグチャグチャになってるんだから、これは捨てる！」

➡︎私「えー、ヤダヤダ、ママはこれ捨てないよ！グチャグチャ大好きだもん、もう一本線を足したらどうなるかなぁ」

➡︎娘「やめてったらー！」と暴れる

➡︎さぁ、この強迫に負けてはいけません。ここで私が諦めたら娘は強迫モードから抜け出せないです。とにかく、娘の興味がある方へある方へとその絵を変えるのです。ただし、元の紙のままで、尚且つ娘が描いた絵は決して消さずに。

➡︎徐々に娘が興味を持ち出します。そして、娘から何かを描き始める。

➡︎娘、強迫モードから脱出！

とこんな風に、娘が怖がっているものから目をそらさずに、そこから何か別のものに変える。すると娘の中で怖いものから怖くないものに変わり、【あれっ、平気だったじゃん！】と気付くのです。まぁ、気付くと言うよりは、脳が認識すると言う感じでしょうか。

もしこのやり方で強迫から抜け出せない時は、少し乱暴なやり方ですが、

➡︎娘、「グチャグチャで描けない」と暴れ出す

➡︎私、「じゃあ、もっとグチャグチャにしちゃえー」と、娘の描いた絵に殴り描きで上からグチャグチャにする。

そして、その絵を絶対に捨てさせない！むしろ壁に貼り付けて飾っておく。

すると娘はもちろん強迫モードマックスで暴れだします、そして飾った絵を捨てようとします。でも、負けてはいけません。ここでは、多少力づくで、娘を抑えて絵を壁から剥がせさないようにします。そして、他に気を向けさせる。例えば、買い物行こ！おやつ食べよ！

などと声掛けをしながら。

その後、強迫モードから抜け出すと、娘は壁の絵をチラチラ見ながら、他の事をし始めます。そして次の日も、少しその絵が気になっている感じはするが、強迫モードにはならずに素通りします。何日か経つと、娘の方から「この絵描いてた時、すごく怒ってたよねぇ〜」と客観的に見ることができるのです！

これが、行動療法の効果なのでしょうか！確実に怖いものが怖く無くなっていますねぇ。

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認知行動療法の結果は？〜子供バージョン〜

認知行動療法を実践し始めて、私の中では「これで本当に良くなるのか？ますますひどくなるんじゃないか？」と半信半疑でした。

認知行動療法〜子供バージョン〜

強迫モードを落ち着かせる方法

さあ、前回のブログで、認知行動療法を開始しましたが、娘は治療をすると強迫モードに突入して暴れだすのであった。

６歳の子供に認知行動療法実践

認知行動療法とは、敢えて「嫌だなぁ」と思っている事をする！という事だそうです。

認知行動療法の為のカウンセリング初日

カウンセリング当日

強迫性障害を発症してから約5ヶ月
娘ちゃんも５歳から６歳になっていた。

娘ちゃんを一緒に連れて行ったが、娘ちゃんは私の横にちょこんと座っているだけ。
私が認知行動療法のやり方を聞くことになった。

❶認知行動療法とは？
❷娘に対しての周りの対応の仕方
❸娘に言ってはいけない事

今まで、私がしていた事が全て、やってはいけない事に入っていた。
だから、娘ちゃんはどんどん強迫の沼に入って行ったのだ。

知らなかったぁ〜。

強迫性障害を治す為の考え方が全く逆だった

それと同時に、最初に行った精神科の医師にかなりの怒りを覚えた💢

適当な事言うんじゃねぇよぉー

おかげで娘は、長い間苦しんだじゃないかぁー😡 強迫性障害の人に対しての禁句ばかり教えてんじゃねでよぉー🤬

よーし！
帰ったら、早速、認知行動療法実践するぞー。

どんな事をするのかと言うと……

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強迫性障害と鍼治療

鍼治療をしてから、調子が良くなったので、予約した認知行動療法をしてくれるカウンセリングはキャンセルしよっかなぁ〜☺️って思うようになっていました😀