強迫性障害の子供〜5歳で発症した娘〜

5歳にして強迫性障害を発症した娘の成長を通して、同じ悩み、不安を持っている方々が笑顔になれるように、希望が持てるようにと願い発信していきます。

子供の強迫性障害の治し方〜その②〜

5歳で強迫性障害を発症し、6歳で認知行動療法を実践し始め、1年が経ちました。

行動療法に限界を感じ、助けを求めた先で教わった事は…。

【抱きしめて、大丈夫と言ってあげる】

新しいカウンセリングの先生曰く、

「6、7歳の子に行動療法はかなりキツイ、そうではなく、抱きしめて、安心させてあげてください。」

この方法に、私はかなり困惑しました。なぜなら、認知行動療法において、やってはいけないリストに入っている事をヤレと言われたからである。私はすかさず質問しました。

強迫性障害の治療法として認知行動療法をやってきました。そこでは、決して大丈夫と言ってはいけない。安心を与えてはいけないと言われました。そして、その方法を実践したところ、確かに症状はよくなりました。ここにきて、今また、大丈夫と言って安心を与えてしまったら、彼女は強迫の渦の中に入り込んでしまうのではないでしょうか?はっきり言って大丈夫と言うのに抵抗があります。」

先生:「娘さんは強迫症状が出た時、かなり不安を感じているでしょう。その時に、治療という目的ではなく、母親としての愛情で娘さんを包んであげましょう。例えば「強迫が出ちゃったねぇ、でも大丈夫だよ、ママはそばにいるよ。いつでも一緒だよ」と言うように、子供として甘えさせてあげて下さい」

とアドバイスを頂きました。

私はハッっとしました。確かに認知行動療法を始めてからは、娘を突き放す事しかしていなかった。早く病気を治したい一心で、娘から話しかけられても、すべてが強迫症状に思え、「さあねぇ」とばかり答えて、娘の相手をすることを避けていた。それが治療法とは言え、娘にとっては、かなり冷たい母親になっていたであろう。

良くなるかどうかはわからないが取り敢えず、実践しよう!娘を安心させてあげよう!

それで、酷くなったらまた他の方法をみつければいいのだから!

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