強迫性障害の子供〜5歳で発症した娘〜

5歳にして強迫性障害を発症した娘の成長を通して、同じ悩み、不安を持っている方々が笑顔になれるように、希望が持てるようにと願い発信していきます。

6歳の子供に認知行動療法実践

認知行動療法とは、敢えて「嫌だなぁ」と思っている事をする!という事だそうです。

娘の場合だと、

  1. 大丈夫?と聞かれても大丈夫と答えない
  2. 汚いものは汚いままにしておく
  3. 絵(字)がうまく書けなくても書き直さない

とこんな感じ。

どのようにするのか具体的に説明すると、

1.の場合

娘は自分がした事がよかったのか、悪かったのかを誰かに聞いて安心したいと言う気持ちが強い(不安恐怖)。

➡︎なので、いつも私に「〜しちゃったけどいーい?」と聞いてくる。

➡︎それに対して私は「いいよ」と言う。

➡︎娘は安心する。

強迫性障害でない人ならこれで終わり。だが、強迫性障害の人は、この安心は一時的なもので、また次々と不安が押し寄せてくる。

➡︎その結果、安心を求めて、また「〜しちゃったけどいーい?」と聞いてくる。この繰り返し。

強迫性障害のキーワードは【繰り返し何度も】

 

そう、繰り返し何度も聞いてくるのである。

なので、この繰り返しにストップをかけないといけないのです。

ここで、先ほどの「大丈夫?と聞かれても大丈夫と答えない」を使うのです。

➡︎「〜しちゃったけどいーい?」と聞かれる

➡︎「さあね」とか「どうかなぁ」と答える

これが治療方です。

でも、この治療方、かなりツライです。

私が「さぁね」と答えると、娘は

➡︎発狂する。

具体的には「ママー、いいか悪いか答えてよぉー!ねぇ、答えて!どっちー!ねえってばー!」と暴れだすのです。なぜなら、娘は安心が欲しいのに、それを与えてもらえない。

➡︎もっと不安になるのです。そして、強迫モード全開

ここからが、耐えどころです!

この強迫モードに絶対に負けてはいけないのです。強迫モードを治すには、たった一言「大丈夫だよ」言えばいいのです。でも、この言葉を言ってしまったら、また繰り返しが始まってしまう。だから、どれだけ娘が泣き叫んでも、暴れまくっても「さぁね〜」と曖昧に答えるのが治療なのです。強迫側が諦めるまで、こちらは頑として「さぁね〜」を言い続ける。

➡︎さて、その結果は??

また、次回お知らせします!


 

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