6歳の子供に認知行動療法実践
認知行動療法とは、敢えて「嫌だなぁ」と思っている事をする!という事だそうです。
娘の場合だと、
- 大丈夫?と聞かれても大丈夫と答えない
- 汚いものは汚いままにしておく
- 絵(字)がうまく書けなくても書き直さない
とこんな感じ。
どのようにするのか具体的に説明すると、
1.の場合
娘は自分がした事がよかったのか、悪かったのかを誰かに聞いて安心したいと言う気持ちが強い(不安恐怖)。
➡︎なので、いつも私に「〜しちゃったけどいーい?」と聞いてくる。
➡︎それに対して私は「いいよ」と言う。
➡︎娘は安心する。
強迫性障害でない人ならこれで終わり。だが、強迫性障害の人は、この安心は一時的なもので、また次々と不安が押し寄せてくる。
➡︎その結果、安心を求めて、また「〜しちゃったけどいーい?」と聞いてくる。この繰り返し。
強迫性障害のキーワードは【繰り返し何度も】
そう、繰り返し何度も聞いてくるのである。
なので、この繰り返しにストップをかけないといけないのです。
ここで、先ほどの「大丈夫?と聞かれても大丈夫と答えない」を使うのです。
➡︎「〜しちゃったけどいーい?」と聞かれる
➡︎「さあね」とか「どうかなぁ」と答える
これが治療方です。
でも、この治療方、かなりツライです。
私が「さぁね」と答えると、娘は
➡︎発狂する。
具体的には「ママー、いいか悪いか答えてよぉー!ねぇ、答えて!どっちー!ねえってばー!」と暴れだすのです。なぜなら、娘は安心が欲しいのに、それを与えてもらえない。
➡︎もっと不安になるのです。そして、強迫モード全開
ここからが、耐えどころです!
この強迫モードに絶対に負けてはいけないのです。強迫モードを治すには、たった一言「大丈夫だよ」言えばいいのです。でも、この言葉を言ってしまったら、また繰り返しが始まってしまう。だから、どれだけ娘が泣き叫んでも、暴れまくっても「さぁね〜」と曖昧に答えるのが治療なのです。強迫側が諦めるまで、こちらは頑として「さぁね〜」を言い続ける。
➡︎さて、その結果は??
また、次回お知らせします!
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